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Ｎ.SIDE
今日は山ちゃんの家で
久しぶりのお家デート！
デートなんて、なかなか
出来ないから俺は
今日をすごく楽しみにして
いたのに、山ちゃんは
そんなことを思って
いないのか、さっきから
俺になんか構わないで
漫画を読み続けている。
「やーまーちゃん」
「‥なに。」
「構ってよー」
我ながらうざいかと
思うけど、漫画を読んでいる
山ちゃんを後ろから抱き締めた
「暑いから離して。」
「えー、やだ。」
「‥」
‥なんだよ、山ちゃん。
もうこうなったら
意地悪してやる！(笑)
「‥あのさ、山ちゃん」
「次はなに。」
「今の俺うざい？」
「うん、そうだね。」
うざいなんて
言われ慣れてるから
今更どうも思わないけど
やっぱり悲しいよね。
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