一章『気になるあの子』

26/27
前へ
/91ページ
次へ
「先輩、これは?」 ...俊介先輩に聞いてみる。 「プロテインだってよ、俺ら1年の時はこんなもんなかったぞ...それだけお前らの代は期待されてるんだな、頑張れよ♪」 ...俊介先輩はそう言うと、2年生の輪のなかに行ってしまった。 ...おっと、準備しないと もうすでに、武田たちはネットを張り初めていた。 俺は、急いで部室にものを取りに行く。 ______準備が終わった。 キャプテンの集合の合図と共に俺たちは整列して監督を待った。 ....監督が来る。 「......は~い、これなんだかわかる人~」 監督は、机の上の袋を指さす。 ...来て早々、質問か ...真嶋が手を挙げる。 「先輩方からプロテインだと聞きました。」 「...ざんね~ん、正解は、俺の月の給料の3分の2の値段がする高級プロテインでしたぁぁぁあああああ!!!!!!!」 ...監督が絶叫する。 「このプロテインは、普通のプロテインの約10.2倍の吸収速度だ......つまり飲んだ瞬間うごかねぇ~とただのデブになる...でもすぐに動けば、筋肉に変わる。....このプロテイン高け~から1年限定な!!」 「監督、なぜそんなに高いものを...」 キャプテンが聞く。 「.......通販で間違えたんだ///」
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加