二話「新人戦!」

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_______時は流れ新人戦当日。 季節は8月、入部してからもう5ヶ月が経とうとしていた。 三年生は、6月の最後の総体で団体戦2回戦負け...個人戦では、キャプテンがシングルスベスト8というのが最高成績だった。 三年生は、みんな泣いていた。 監督も泣いていた。 そして俺たちも泣いた。 .....3年生の最後の勇姿を見て思った。 俺も輝くことができるのだろうか... __今日は新人戦。俺たち一年の最高の舞台。 .......この新人戦が行われる一ヶ月前にプレ新人戦という、要するに新人戦のシード権を決めるための大会があったのだが、監督の指示で大会にはでなかった。
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