一章『気になるあの子』

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俺は、桜野 優羽... 理系が大好きな俺は咲崎南工業高校の工業化学科に入学した。 中学時代、友達からの誘いで3年間バレーボール部に所属していたが、あと一歩のところでレギュラーを落とし、補欠のアタッカーだった。 この反省を生かして、高校では何か新しくてあまりメジャーではない部活に入ろうと思っていた。 ...そのスポーツがバドミントンというものだった。 _____入学12日目...入部初日 俺は、電車通学だ。 毎朝5時に起きる...そしてそのまま顔を洗い、制服に着替え、1週間ほど前に行われた「バドミントン部入部説明会」で渡された紙通りのものを準備する。 三日前に買った、ラケットバックその中に同じく三日まえに買った、ラケット(T-3)を入れる。 その他、着替え、飲み物などを入れ、俺は大きなラケットバックを背負い、自転車に乗る。 自宅から駅まで15分、さらに電車で40分そして、学校まで自転車で25分という距離だ。 俺がいつも乗る電車は、5時50分発の始発電車だ。 その次の電車は、7時3分発の電車...ちなみにみんな電車通学の人はこっちの方に乗る..故に混む!! 俺は、人混みが大嫌いだ!!だから人がいない始発にわざわざ早く起きて乗り込む
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