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紫
「ふふっ…予定通り魔理沙はガンダムに乗ったみたいね」
「紫様…大丈夫なんですかこの企画?」
紫
「心配しなくても大丈夫よ、藍」
紫と話しているのは紫の式神である『八雲藍』だった
藍
「まったく…
魔理沙だけ操作も何も分からないような状態で放り出したりして…何かあったらどうする気ですか?」
紫
「大丈夫よ
危なくなったら私と薬師の能力を使って死なせはしないから」
藍
「はぁ…閻魔様にまた叱られますよ?」
紫
「大丈夫よ、ここは幻想郷の外なんだから気づきやしないわ」
藍
「やれやれ、この人は…」
コンコン
「紫?入るわよ?」
紫
「あら、来たのね
入りなさい霊夢」
入ってきたのは紅白の脇の開いた巫女服を着た少女だった
この少女こそ幻想郷の異変解決人『博麗霊夢』だ
霊夢
「どうやら魔理沙はちゃんとガンダムに乗れたようね?」
紫
「えぇ、いきなり一機ザクⅡを落として大活躍よ」
霊夢
「そうでなくっちゃ面白くないわ」
紫
「あなた達のこれからの戦いを楽しみにしてるわよ?少佐」
霊夢
「期待されたなら頑張るわよ、閣下」
――――――――――――――――――
魔理沙
「なるほど…さっきの戦闘で乗組員がほとんど死んじまったから私達でこの船を動かさきゃならんのか」
乗組員A
「そういうことです
そこで魔理沙さんにはガンダムのパイロットとして乗艦してもらいたいのですが、よろしいでしょうか?」
魔理沙
「ガンダムってーと、さっきのやつか
了解だぜ」
乗組員A
「ありがとうございます
それではこれから発進しますのでブリッジの方へどうぞ」
魔理沙
「おぅ、わかったぜ」
こうして、魔理沙はホワイトベースの乗組員、そしてガンダムのパイロットとして連邦軍に所属することとなった
これから先、魔理沙はどうなってしまうのか…
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