現況報告

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魔理沙 「あそこは地球じゃなかったのか!?」 乗組員A 「えぇ、あそこは連邦の領地であるスペースコロニー『サイド7』です 霧雨さんも大変ですね…記憶を無くしたと思ったら戦争に巻き込まれるとは…」 魔理沙は記憶が無くなってしまったことにして乗組員から現在の状況についての説明を受けていた 魔理沙 (違う世界から来たなんて言ったらどうなるかわからないからな…面倒だぜ) そんな魔理沙を見ながら乗組員は言った 乗組員A 「民間人であるあなた達を巻き込んでしまって本当に申し訳ないと思っています」 魔理沙 「まあ、乗りかかった船だからな、一段落着くまでは付き合うぜ」 魔理沙 (それにしても幻想郷どころか地球ですらなかったなんて…あのスキマめ、見つけたらただじゃおかないぜ) 乗組員A 「この艦、ホワイトベースは一旦レビル将軍に指示を仰ぐため本拠地『ジャブロー』へ向かいます それまでは霧雨さんもパイロットとして連邦軍所属として行動していただきます」 魔理沙 「軍人か、堅苦しいのは苦手だぜ…」 乗組員A 「今は正規の軍人の方が少ないですから気楽にしていただいて構いませんよ まずはブリッジに行ってクルーに挨拶をしてきたらどうですか? 仲間との連携は大切ですからね」 魔理沙 「それもそうだな ブリッジにはどうやって行けばいい?」 乗組員A 「あちらの通路をまっすぐ行けば着きますよ」 魔理沙 「サンキューだぜ」 魔理沙はブリッジへと向かった
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