時の走馬灯

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「ハ…ハ…。」 呼吸している事を確認すると、沖田は安堵した表情になった。 「まだ生きてる!!」 沖田は自分が着ている着流しが汚れるのも構わず、女の子…白弥を背負った。 「取り敢えず、屯所で手当てしないと!」 そうして沖田は走り出した。 どんどん白弥の顔色が悪くなっている。 河原が屯所の近くで良かった。 沖田は屯所に勢いよく入っていく。
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