第1章:邂逅

17/45
前へ
/280ページ
次へ
「第二次世界大戦」 1939年9月1日から1945年にかけ、ドイツ、イタリア、日本を中心とする枢軸国側と、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連、中華民国などの連合国陣営との間で行われた世界的規模の戦争。 1939年にドイツがポーランドに侵攻した事をきっかけにフランス、イギリスが参戦。 1941年には、真珠湾攻撃により太平洋戦争が始まる。 緒戦では破竹の勢いを見せていた枢軸国陣営だが、日本が1942年6月5日のミッドウェー海戦で、ドイツが同年の北アフリカ戦線、翌年のスターリングラードで敗戦を期し、次第に劣勢となる。 1944年には、連合国がフランスのノルマンディーにおいて、史上最大の上陸作戦を敢行。 これを成功させ、戦局を一気に好転させる。 また、太平洋ではこの約2週間後にマリアナ沖海戦が勃発。 帝国海軍は、これを大戦の雌雄を決する海戦と見なし、空母を中心に持ち得る殆どの戦力を投入したが、質、量共に帝国海軍を上回る米機動部隊の前に惨敗し、日本の機動艦隊は壊滅する。 また、この海戦に参加した航空機の約3/4に相当する378機と搭乗員を損失。 サイパン島も占領され、今後の戦局に多大なる影響を及ぼすこととなった。 その後、台湾沖航空戦、比島攻防戦、レイテ沖海戦、硫黄島攻防戦、沖縄戦、坊ノ岬沖海戦などの戦闘で、次々と敗北を重ねていき、日本軍は組織的な抵抗力を失う。
/280ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1166人が本棚に入れています
本棚に追加