スクールライフ 始まり

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「えー、今日から君達はこの学校に入学する訳だが、この学校では守ってもらいたい事が一つある。」 入学式 生徒会長だろうか。清楚でどこか威厳のある、顔立ちが整った黒髪美人の女子生徒は、滑舌よく言葉を吐いた。 たが、吐いた言葉が悪かった。 「私に逆らうな」 ・・・・・・・・・ !? 顔文字使うと (゚-゚) からの Σ(゚□゚;) である。 何かの間違いだろうか…きっと間違いだろうな。 だって、周りの新入生がなにも反応を示していない。 きっと、こう、問題起こすな的なね?そんな感じのニュアンスなんだろう。 そんな独裁政治… 「私に逆らった暁には、独房入り及び拷問だ。以後、気を付けるように。以上だ。」 ・・・・・・・・・・・・。 この入学式から不信感を抱き始めた俺は、振り回される高校生活を送るとは、思ってもいなかった。
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