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「これとかメイコ喜ぶとか思ったのに」
はあと小さい溜息をつくとメイコはカイトの頭を優しく撫でた。
「それだけで私は嬉しいよ」
「…うん」
メイコは溜まらず嬉しくなる。
自分のために何かをしてもらうというのはメイコ自身初めてだったからだ。
「…じゃぁさ!今度河原で魚捕ってくるよ」
「私魚っての食べたことないから楽しみにしてるよ」
「え!!食べたこと無いのかい?!」
その答えにコクリと頷くメイコ。
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