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「こんな時に言うのもだけど俺は本気でメイコ、君が好きだ!」
「!?」
「いや、こんな時だから…かな?メイコ。俺はあの時初めて会ったあの日からきっと君が好きになったんだと思う」
今だから言わなければならない。
だから。
「カイト…」
「君にはこれからもずっと生きて欲しい!俺の隣で笑って欲しい側にいて欲しいこれからも。だから俺は君のため未来のためにこれから行くんだ」
カイトのその真剣な眼差しはとても私には眩しく思えた。
そして私の新しい生きる道。
光をくれる新しい未来の眼差し。
カイト、私だってあなたを愛してる
誰よりもあなたが好きで好きで…。
でもね、怖いの。
貴方を失うことが。
貴方の側にいられないのが。
貴方にもう愛してるって言ってもらえなくなるのがとてもとても怖いの。
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