明日へ

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ーーーーーーーーーーーーー 《考えさせてくれ》 信用してないわけない あれらは彼女の一族。 だからこそ信じたい。 けど願うだけで刀は出るのか? それが信じられない。 「カイト!」 心配してメイコは慌てて駆け寄る。 ただ一日近く会ってなかっただけなのにとても彼女が淡く美しい存在だと思ってしまう。 自分自身でも思う。 かなり重傷だ。 「さっき私の一族がこちらにきて…」 「知ってる。宝の在処も教えてくれた」 メイコはただ黙って俺の話を聞いてくれる。 「…メイコ、俺は君とこれからも喜び、悲しみ互いに分かち合い一緒に生きていきたい」 その一言に少し嬉しそうな反面にとても悲しい顔を見せた。
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