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青空みたいに青く澄んだ淡い色の髪。
瞳も吸い込まれそうな青い瞳。
異国人か。
この辺じゃ異国人は珍しいな。
「あんたこの辺の者じゃないよね」
「…そうだけど?」
それが何だと言わんばかりに睨む。
「悪いがあんた追われているみたいだし悪いがさっさとこの森から出てって「匿ってくれないか?」
「・・・・は?」
今なんて言った?
「説明をしてくれる?」
「…俺はカイト、俺は海を渡りここまで来た」
「そんな彼がどうしてはるばる海を渡ってここまで来た?」
少し間を空けてからカイトは話し始めた。
「俺の一族が代々に渡りある宝刀を護ってきた。それがある日数年前に何者かに盗まれてしまった」
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