ある都会の一匹の黒猫

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黒猫「何だ?お前も俺を攻撃しにきたのか??拒みにきたのか???もう知るか!どいつもこいつもウサ晴らしに俺にあたりやがって…もう疲れたよ…やるなら一思いにしてくれ…どうせ…おれは………ここにいても意味はない……いま死ねば楽になれる…」 黒猫は威嚇しながら言うが、絵かきはそれに全く動じなかった。 絵かきはじっと黒猫を見つめ、彼を抱き抱えて優しい声を彼に吹き込んだ。 絵かき「今晩は。素敵なおチビさん。僕と君はよく似ているね」
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