ある都会の一匹の黒猫

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その体つきは猫というのに相応しい風格を持ち、自慢の鍵尻尾を水平にして堂々としていた。 しかし人々は黒い色をしている猫というだけでその存在を煙たがっており、中には石を投げて追っ払おうとするやつもいた。 人A「うわ!黒猫がいるぞ!!横切られると不幸な目にあってしまうぞ」 作者「今時そんな迷信を信じている人がいるのか…」 黒猫「こらこら!お前は横から口出しするな、黙って書いてりゃいいんだよ。」
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