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ーーーーーー…
「………う、うう…。」
目が覚めると、早速お腹に痛みが来た。
どうやらさっきのメイドに腹を殴られ、強制的に気絶させられた様だった。
俺「くそっ、あいつ通り魔かよ!とんだ災難だ…。
……ってここなんだ!?すげえ!!」
気がつけばそこは豪邸。アニメや漫画で見たようなお嬢様やお坊っちゃまの家っていう感じの、まさにTHE☆お屋敷。
「やべぇよやべぇよ…この部屋、家のリビングぐらい…いや、それ以上に広いぞ…。」
自分が今まで気絶して寝かされていたベッドも『ふっかふか』の『ふんっわふわ』な高級素材で出来ているお高いベッドだった。
拭くのが大変そうなでっかい窓があり、照明は埃を取るのが大変そうなシャンデリア。ベッドの横には、洗うのが勿体無い高そうなスリッパが置いてあり……なんで掃除のことばっかり考えてるかって、そりゃあお前、俺が主夫だからだよ(大嘘)
とにかくそのスリッパを履いて廊下に出てみると、こりゃあまた、掃くのが大変そうなマラソン級の長い廊下が待ち構えており……とりあえず、長かった。
?「…何をキョロキョロとしているのですか。」
「うぉう!?」
俺が出た部屋のすぐ横に、先ほどの通り魔コスプレ不審者メイドが姿勢良く起立していた。
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