怪談

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しーーーん……………………。 「―…ぁあぁあああ゛!!!!!!!!亮のあほぉおオオオオぉおーーっ゛!!!!」 僕かなり危ない奴や…。 1人で話して1人で叫んでる…。 うわぁああ………! もうお婿に行かれへん………。 僕危ない奴なんや…。 僕て可哀想な奴やぁあ……! 「…ありえへん…自分ないわぁ…」 まさにガックリとうなだれ体さえ動かせずにいる。意気消沈な危ない僕。 今すぐ走り出して逃げ出したい。いや、後2分後に走り出したる。そんで部屋に引きこもったるんや。 現実逃避や。 「…………はずかしっ、」 『せやなー』 「……………?」 『にしても自分サイテーやな。俺おーくまやなくておーくらなんやけど』 「……………っ、」 『あー眠い。もう睡眠の邪魔すんなや。自分の声キーキーするわー。アレ?顔もサルそっくりやん』 ……嘘や。 「…うそ」 『嘘言われても困るんやけどー。俺呼んだの自分ちゃうん?』 こんな事あってはいけない。 あんなつまらない話で。 間違った名前を叫んだのに。 「……………お、くら…先輩?」 『んふ。そうやでー。おーくまやなくておーくらな、』  
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