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春は別れと出会いの季節。だが正直、別れはもういらない。
四人の仲間との別れは辛かったから。
4月も中旬になり、三年生ということもあってか、進路についてのアンケートが多かった。
就職か、それとも進級か、あるいは全く違う大学に行くのか。
新「巧はどーするんだ?」
巧「俺か?ん~。進級かな。」
新「雄壮は?」
雄「俺も進級。」
新「尋貴は?」
尋「まだ決めてない。」
新「そうか。」
巧「翔は?」
新「俺もまだ決めてない。」
浅「おはよう!はい!今日はお知らせがあります!!」
新(朝から元気だねぇ。この教師わ。野球部の監督だって言うのが恥ずかしいくらいだ。)
廊下では
???「久しぶりやなぁ。」
???「半年ぶりってところかしら。」
???「また同じクラスですね。」
???「新垣君もいる。」
新「ん?なんか聞き覚えのある声が……。もしかして………。」
浅「今日は転校生が四人来てます!転校生というより、戻って来たと言ったほうがいいかな。それじゃあどうぞ!!」
新・巧・雄・尋「あっ!!!」
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