3:○○森々皆食べるよ♪

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取り合えず今日は遅いので寝ようと提案したところ、あからさまに警戒されたので仕方なく縄で腕を軽く縛るという謎の条件下、キャッキャッウフフな夜を… 過ごせるわけもなく、 腕の痛さで何度も目が覚めたり寝相が悪すぎて彼女のほうに行ったときには思いっきり蹴られたりと散々だった。 ーーーチュンチュン… 「ふあぁぁ……」 目が覚めて腕を伸ばそうとしたところで縄が引っ掛かり深夜の出来事が事実だったと記憶が呼び覚まされた。 縄をほどいた後、小さな家の小さなキッチンで軽い朝食を作り、リビングへと持っていった。 「あ、おはー」 持っていくと同時に目を擦りながら起きてきた美少女がリビングに入ってきた。 「ほら、朝食作ったから。 食いながらでもいいから話、聞かせてくんろ?」 彼女は頷いてから席につき、ご飯に手を伸ばした。 そっか。異世界だからいただきますの風習はないのか…なんか寂しい物があるな… 「…あっ、寝ぼけてて忘れてた…」 「?」 「いただきます」 あるんかい!
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