第一章 1:目覚めるとそこは真っ白いk(ry

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追いかけることに疲れたのだろう。なんだかぷー太郎のテンションが低い。 …ま、別にいいけど。 俺とぷー太郎は並んでテクテクと歩いていく。 「ハァ…ん?…へぇ、あそこになんか建つんだな」 ぷー太郎が興味を示したところを見てみると、大きな灰色の幕があって…まぁ今建てているよ!と示しているのがあった。 「本当だ」 「あそこ通るけど…上からなんか落ちてきたりしてw」 「んなわけあるか。…そうだな、死亡フラグ今のうちに建てておけば?」 「…俺、あそこ通ったら結婚するんだ!」 「へぇー」 「orz」 そして通る直前… 「なぁ、ぷー太郎」 「それ、やめねぇか?」 「俺何だかんだでお前が親友でよかったわ」 「…え?それは…死亡フラグ?」 「…さぁ?ま、行こうぜ」 そして中間に差しかかっったところで… 「あ、危ない!!」 高いところから聞こえた声は俺だけにしか聞こえなかったらしく、ぷー太郎は見上げていなかった。 上から… ぷー太郎の真上から金槌が… …え?金槌?おかしいでしょ、なんで金槌?必要ないんじゃないかな。絶対。 と歩きながら考えていると、何かに足をとられてしまった。 「うぉっ!?」 目の前に上がる黄色い物体。 後ろに転ける俺の体。 黄色い物体…バナナの皮は、綺麗な弧を描いて熊野の頭に。 空中に放り出された俺は、わたわたさせた腕で、後ろにいた熊野の腕にしがみつき、引っ張った… 俺の頭は…体はさっきぷー太郎のいたところで倒れた。 目の前に迫る金槌を見ながら思った… 良かったなぷー太郎…死亡フラグ、建たなくて… あ、予約してたゲームどうs そして俺の意識はブラックアウトした。
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