第3話

6/10
前へ
/38ページ
次へ
くーは、 「なに、妬いてる?」 なんて、暢気なことを言ってきた。 ……あぁもう、彼氏なのになんでわからないの? 「妬かないわけ、ないじゃん! くーの周りにはたくさん女の子がいて、仲良くしてて! ……妬かないわけ、ないのに…。 あたしはくーの彼女じゃないの……?」 もう、だめだ。 今まで溜め込んできたものが、口から、目から、溢れる。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

88人が本棚に入れています
本棚に追加