第4話
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泣いてるちーなんて初めてで。 俺が戸惑っていると、ちーは走り出してしまった。 追いかけようとしたけれど、 ……俺に、ちーを追う資格はあるのか? ちーを、とてつもなく傷つけたのに。 一瞬、そんなことを考えてしまってたら、既にちーは走り去っていた。 すぐに追いかけたけれど、ちーの姿はなかった。
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