第4話

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そして、ちーに誤解をされたまま逃げられた翌日。 電話もメールも無視されるのは覚悟していて、予想通り無視されてしまった。 俺はもちろん、ちーとの接触を試みたが、……やはり避けられている。 同じクラスなのにこんなにも話さないことができるのか、と感心してしまう程だ。 それと同時に、焦りを感じる。 “ちーを他の男に取られてしまうのだろうか” そんなことを思ってしまう。 ……やっぱりちーの誤解をはやく解かなければいけないな。
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