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だけど、意外にもちーのガードは固く。
あの日から、1週間が経過しようとしていた。
――ズキン。
焦燥感を感じながらも、俺はもう1つ疑問に感じることがあった。
それは、もうすぐ12月だというのに、ちーは1人でほぼ毎日屋上へ向かっているような……気がする。
後を追おうとしても、屋上への通路は人が少なく、すぐにちーに逃げられてしまう。
「ちー、……俺に隠し事…?」
そう呟いたとき、ちーが泣きそうな表情でこちらを見た気がした。
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