瞳のこたえ

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遠い懐かしき景色 やさしい雪の薫り 途切れ途切れの記憶を紡いで道を探す 狂い出した運命に確かな目の前も 何もかも見えない 遠くて見えない 小さな灯火 願うほどに失うもの 深い闇を斬り裂いてく心は此処に在ると 奏でる賛美歌 温かい涙 零れ落ちる 生き行く限り 天を仰ぐ緋い瞳 見つけた明日への道 歩き出す 何時か誓った言葉が鮮やかに甦る 辿り触れ行く記憶は棘の道しるし 思い出した運命の全てを受け入れた 握る手は消せない 慈しむ祈り 小さな微笑み 護るために導かれる 哀しみさえ斬り裂いてく心は此処に在ると 繋がる歌声 愛を知る涙 幾つもある いのちの限り 天へ続く花のつばさ 咲かせた明日への道 続いてく 最期の願いを叶えるのだとしたら ひとつだけの光を届ける 遠くて見えない小さな灯火 願うほどに失うもの 深い闇を斬り裂いてく 心は此処に在ると 奏でる賛美歌 温かい涙 零れ落ちる 生き行く限り 翳りもなく迷いのない 瞳のこたえ抱いて進んでく
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