えりんげ

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因幡てゐが朝起きると、永琳の部屋の前にたくさんのイナバが集まっていた。 「こんな、朝早くから何やってんの?」 部屋を除き込んでいたイナバの一人がてゐに気づき 「てゐ様、大変です!」 「どうしたの?」 「永琳様と鈴仙様が裸で横たわっています!」 「え?」 てゐが障子戸を開け、永琳の部屋に入ると、汗と甘い匂いと、わずかながらの尿の匂いがした。 「二人とも寝てる・・・」 てゐは昨日の夜に起こったことを察し、イナバ達に告げた。 「御二人はなんともないから心配ないよ。さ、みんなそれぞれの仕事について」 てゐの命令でイナバ達は散って行った。 「全く、まだ小さい子もいるんだから、もう少し時と場所を考えて貰わなくては・・・。ん?」 永琳とうどんげの身体には薄い布がかけてあり、それはてゐの予想した夜伽の光景とは違っていた。 「まぁ・・・いっか」 てゐは、マジックでうどんげの太股の内側に、「正」をいくつか書き 「この位、濡れてんだから、この位はイッたはず・・・」 部屋を後にした。
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