練習試合

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「いいぞ陽太!!」 「はい!!」 キャプテンは陽太の頭をぐしゃぐしゃ撫でる。 第1クォーター残り2分。 スコアは16ー18。 春日谷にとっては大健闘と言える途中経過だった。 うち陽太の得点は10点。 春日谷の中で郡を抜いた活躍をしていた。 蒼英にすら、1年にして驚異だと思わせるレベルだった。 「あの野郎……何者だ?」 観客席で試合を見ていた大翔は驚いていた。 陽太のバスケの実力に。
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