練習試合

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マイペースな感じで、蒼英のジャージに身を包んだ選手が一人入ってきた。 「辰見ぃ!! 何堂々と遅刻してるんだ!!」 「すいません。 普通に寝坊っす」 「ぬっ……!!」 「あれ、2点差っすか?」 「……それはいい!! さっさとアップして2クォーター目終わりまでには出れるようにしておけ!!」 「うっす」 辰見……さんは、遅刻したにも関わらずマイペース。 「辰見が来たか……気を引きしめていけよお前ら」 「はい!!」 「あの人は、蒼英のエースガード……なんですよね?」 「そうだ。 あいつの加わった創英は、攻撃力が倍以上になる」 「…………」 まだ勝負は始まってない……ってことなのか? そして、第2クォーターが始まった。
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