練習試合

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そして、両チーム前半と変わらないメンバーで後半を開始。 蒼英ボールから。 辰見にボールが渡り、マークするのは陽太。 「さぁ、第二ラウンドだ」 「絶対負けません……!! 来てくれないなら……俺が止めてみせる!!」 陽太の気迫のディフェンス。 超一流のガードである辰見ですら、攻めあぐむ程のディフェンスだった。 陽太は辰見に対するディフェンスに意識をほとんど持っていった。 よって辰見から始まる、蒼英一番得意の攻撃パターンを止めることが出来た。 だがその分、陽太が攻められなくなった。 第3クォーターは、かなりのローペースで試合が進んだ。 だが、第3クォーターが4分を経過した時点で、試合の戦況は変わり始めた。
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