練習試合

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「打たせるかぁ!!」 陽太が走ってきて、シュートを阻止しようとする。 和田も後ろから狙う。 しかし……。 「ぐっ……!!」 蔵馬はここでフェイクをかけ、陽太らのブロックをやり過ごした。 二人が落ち始めてから、蔵馬は二人シュートモーションに入った。 「甘ぇな」 「なっ!?」 大翔が下からボールを奪取。 「時間は!?」 「あと7秒!!」 「走れ!!」 いよいよ、最後の逆転のチャンス。 「いかすかよ!!」 辰見が立ちはだかる。 大翔と辰見の最後の1対1。 勝った方が試合を制す。
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