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「試合終了!!」
審判の笛と同時に、コールがかかった。
春日谷は惜しくも強豪、蒼英に敗北を喫してしまった。
「お前……俺のドライブを読んでたのか?」
「読んでたよ。
勝負を焦って、ドライブに行くぞって魂胆が見え見えだった」
「くっ……」
「惜しかったな」
「……くそっ!!」
大翔は悔しがりながら整列する。
「神野くん」
「うるせぇ」
「悔しいならリベンジしようよ、ね」
「…………」
「ほら、早く整列しろ」
「あ、はい」
両チームが整列する。
「91対87で蒼英!!
礼!!」
「ありがとうございました!!」
新生春日谷は黒星スタートとなってしまった。
だが、得たものは大きかった。
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