6302人が本棚に入れています
本棚に追加
[陽太視点]
「さって部活!!」
「陽太くん部活~?」
「うん!!」
「そういえばもうスタメンったんでしょ!?
凄ーい!!」
「カッコイイ!!」
「ありがとう!!
じゃあ俺行くね!!」
さーて部活部活!!
一昨日蒼英と戦って、昨日は休みだった。
今日からがっつりやんぞ!!
今日から大翔くんも来てくれるし……!!
楽しみで仕方ない!!
俺は駆け足で体育館に向かおうとした。
すると……!!
「あ、あの」
「ん?」
俺に話し掛けて来たのは……。
「確か……同じクラスの漆戸奏(ウルシドソウ)くんだっけ?」
「あ……覚えててくれたんだ。
ありがとう陽太くん」
「こちらこそ!!
で、俺に何か用?」
「あ、あの……」
奏くんはモジモジしている。
まさか……!!
「奏くん、バスケ部に入りたいんでしょ!?」
「えぇっ!?」
このタイミングで俺に話し掛けて来るってことは……理由は一つしかない!!
バスケ部に入りたい!!
そうに違いない!!
最初のコメントを投稿しよう!