真の仲間へ

4/14
前へ
/1016ページ
次へ
「神野大翔です。 175cm65kg、ガードです。 よろしくお願いします!!」 「イェイ!!」 拍手を真っ先にする俺。 テンションは上がりまくりだった。 「キャプテンの落水憲吾だ。 よろしくな」 「副キャプテンの和田秀則だよ、よろしく」 「よろしくお願いします」 「それだけの実力があって、どうしてすぐに部活に入らなかったんだ?」 「それは……ちょっと理由があって……。 いずれお話します」 「分かった。 じゃあ何か要望はあるか?」 「はい。 今日はゲームをしますか?」 「あぁ、大会が近いからするぞ。 4対4でスマンが」 「分かりました。 じゃあ今日のゲームで一つ要望があるんですけど」 「何だ?」 「今日は七海と別チームにしてくれませんか?」 「えぇっ!?」 俺は大きなリアクションをしてしまった。 「分かった。 今日は別にしよう」 「ありがとうございます」 「えぇ……」 俺……嫌われてんのかな……。
/1016ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6302人が本棚に入れています
本棚に追加