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そして、最後の練習は予告通り4対4のゲーム。
「ねぇ神野くん……。
どうして俺と別々のチームなの……?」
「別に何だっていいだろ」
「俺ショックなんだけど……」
「ショック受けてねぇで真面目にやんねぇと、俺いなくなっちまうぞ?」
「え?」
「ゲームでの得点とアシストの合計でお前が俺に負けたら、俺は部活を辞める」
「えっ!?
入ったばっかじゃん!!」
「うるせぇ!!
黙ってやれ!!」
「そんなぁ……」
「どうかしたか?」
「何でもないです。
それじゃあやりましょう」
神野くんはキャプテンと一緒に歩いていく。
こうなったら……勝つしかない。
たとえ相手が神野くんだとしても……絶対勝つ!!
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