山田×中島

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ピンポーン 「りょーすけ!」 「お、裕翔あがっていいよ」 「おじゃましまーす」 裕翔が家にきた 「適当に座ってて」 「うん、ほんとに誰もいないね?」 「みんな出かけててさ」 「そうなんだ。」 「ね、裕翔?」 「ん・・・?」 「ちゅーしよっか」 「う、うん/」 そっと唇を重ねる 「ん・・・っ/」 時間がたつにつれて唇が 薄く開いてくる そこに舌をいれて絡める 「ん・・・うっ・・・ふあ/」 唇を離せば銀色の糸が ふたつの唇を繋いだ 「はぁ・・・っはぁ/」 「裕翔かわいい・・・」 「かわいくな、いよ/」 肩で一生懸命息をする姿が愛おしくて 思わず抱き寄せた 「ねえ裕翔、俺のこと好き?」 「うん、好き・・・っ/」 「大切にするから、だから 抱いても・・・いい?」 「え・・・えっと、ね 痛そう、だから怖くて・・・」 「大丈夫、痛くないようにするから 痛かったらそこでやめる。」 「わかっ、た・・・いいよ?/」 いいって言ってくれてよかった。 大切に扱おう。大切に。
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