エンジェルさん

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美保ちゃんが紙と鉛筆を用意し、スラスラと書いて行きます。 私は何も知らないので見ているだけでした。 「この上に指を置いたら私の言う言葉と同じ事を言って。」 と、美保ちゃんが言いました。 私はどうせ動く事はないだろうと思っていたんです。 しかし、始めると動き出しました。 そして、美保ちゃんが質問を始めます。 「エンジェルさん、エンジェルさん、あなたは男でしか?おんなですか?」 すると、 「おとこ」 と返事がきました。
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