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西暦20XX年。
某県にある〈杜の都市〉。
地方最大の都市でありながら自然も沢山残っている街である。
そこにある最大の医療施設、県立杜の都病院。
その院内に、この物語の主人公となる男がいた。
彼の名前は只野兄丸(ただの あにまる)。
この作品の題材から取った名前じゃん！とか思った？
否！
彼の名前の由来は………え～っと……
そうだ！
兄だからである……。
双子のね……。
うん、ご都合主義万歳だ。
ちなみに弟の名前は音丸(おとまる)だ。
これも弟だから音丸なんだけど……
弟丸ってさすがに違和感ない？
だから音丸にしたんだと思うよ？
誰がって……
彼等兄弟の親が！
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