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教室へ戻ると、心配していたみほちんは「市ノ瀬君のファンクラブに入ちゃった」と、かなりご機嫌な様子。
はぁ……何だったんだろう……。
みほちんの立ち直りの早さにはほっとしながらも、さっきのアイツの仕手やったりと言う意地悪そうな笑いを思い出す。
確かに知らない人の告白は断るって分かった。身を以て、よーく分かった。けど……。
やり方って物があるでしょ！
しかも人の心を弄ぶだなんて……嫌な奴！
あんな奴とはもう絶対に関わったりしないんだから。
絶対に。
絶対に！
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