不信感

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――――― ――― 『で。真美は旦那に不信感を抱いてるんだね?』 真美の自宅近くのファミレスで、ストローを指揮者の様にブンブン振り回しながら親友の美里が尋ねてきた。 『…う~ん。 不信感と言うか…』 真美はガンガン何でもハッキリと話す美里に物怖じしながら答える。 『けど確かに、ちょっと慎一君の行動は怪しいよねぇ? …あ!すみませ~ん! レアチーズケーキを一つ!』 食後のスィーツを頼みながら相談にのってくれてる親友の久美。 高校の同級生だった二人と偶然に学年は違うけど同じ保育園で再会したのを機に 一緒の校区内で近所に住んでいる事もあり、今は月イチ程度で会っている。
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