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…こんな時間にメール…?
真美は慎一に気付かれ無い様にユックリと自分の携帯を開いた。
―― am2:48 ――
携帯のディスプレイに真夜中を示す時間が光る。
…ドクン…
真美の鼓動が一気に速くなる。
…ゲーム?
…メール?
いや…慎一は確かに携帯を閉じたよ…ね?
…じゃあ…メール…?
…こんな夜中に誰と?
…ドクン…ドクン…
隣の慎一に聞こえるんじゃ無いかと思う程に真美の鼓動は激しくなっていく。
サッカーの連絡で、相手もまだ起きてるとか…?
私だって友人からたまに夜中にメールが届く時だってあるし…
真美が頭の中で葛藤している間も慎一の携帯は振動とプッシュ音は幾度と繰り返し鳴り響く。
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