1人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
今日で人生終了したなぁ…。
ふと、伊田雄斗は17歳と言う若さでそんな事を考えてしまう。ガキがなにを大袈裟な事を言っているんだと感じるかもしれない。
だが本当終了したんだよ。失恋したから、会社が倒産したからとかそんな生易しいものでは無い。
俺、親に売られちゃったんだ(笑)
うん、人身売買。笑うしかないよもう…。なんか一昔前までこの日本では考えられない様なことだったらしいね。昔はどうであれ、そんな堂々と行われてる訳ではないがあるんだ。
奴隷みたいに、実際奴隷として使われて労働とかされるが男は大抵殺されてから臓器を売られる。女はまぁ…女ってことだけで使い道は沢山あるしな…多分君が想像しているもので合ってる。俺もさっきまではそんな結末になる予定だった。
「予定だった」ってどう言う事かだって?
それhー。
「何でもいいから、さっさと喋ってくれないとこっちも困るんだよ。えーとなんだったかな?…っとそうだ、サリナちゃん?」
「おいコラー。何時までシカトブッこいてるつもりだァ?」
最初のコメントを投稿しよう!