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今目の前で話し掛けてる二人組みの男達が、俺を乗っけた奴隷商人の車を襲撃して救い出してくれた?と思う…。
「なんかお前って、スッゲェ女みてぇな名前してて可哀相だなぁー」
「まぁ今の時代なんざ変な名前付ける親は沢山いるぜ」
あれ?なんか違うぞ。そういえばさっき俺のこと「サリナちゃん」とか言ってたよな?
「あ、あの………」
俺は意決して話口を開くとした。
「おぉぉ!!やっとなんか喋ってくれるか!」
「もう大丈夫だ、あーサリナちゃん?」
「自分…サリナって名前じゃないです…多分人違いだと思いますよ?」
「「………」」
一気に二人の表情が消え失せた…。
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