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結構遠ざかった二人に走っていく。なんだなんだ?とこちらを振り返る二人。
「スイマセン!もし、良か、ったら…お二人が働いてる職場に自分も雇ってもらう事ってできないですか!?」
もう必死だ。死にたくない。
「何でもしますから!自分こっち側でどう生きていくなんて全然分かんないんですよ!!」
「「……」」
暫く二人は、大層面倒臭そうな表情をして何かを考えてる様子だった。
「そういや、三郎のオッサン人手を欲しいとか言ってたよな?」
「良いんじゃないの?どんな人材が欲しいかは知らないけど」
三郎?雇い主かな。これはイケルんじゃないか?
「名前は?」
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