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双介「や……ぶ……」
バタンッ
静かだった。
やぶが倒れる。
その数秒が数分、数十分と感じた。
その沈黙を破ったのは、双だった。
双介「うあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
シュンッ!
双は瞬時に影の裏に回り込み、影を殴った。
双の目は血走っていた。
影への殺意だけが、目にあった。
双介「うっ……あぁぁぁぁぁぁ………」
双は扉の前にいた。
扉には刀が刺さっていた。
巨大な刀が扉の真ん中に刺さっていた。
双介「やぶを……やぶを……」
??「斬ったのは誰だ?」
双の前に男が現れた。
双はそいつを見上げる。
双介「お……れ?」
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