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キン!
痛くない……
双が薄ら目を開ける。
双介「やぶ!」
亮助「どこに行ってたんだよ…」
やぶがため息をつく。
いや。
それはこっちのセリフだから。
ズバッ!
黒い物体が真っ二つに割れた。
嘉人が後ろで、太刀を構えていた。
嘉人「完了」
スッ…
黒い物体は消えた。
まるで、そこにはいなかったかの様に。
亮助「何してんだよ」
やぶは再びため息をした。
はぁ……
双介「だから、それはこっちのセリフだって」
嘉人「何があった?」
双は黒い物体に出会った事。
どの影からも出てくる事。
全てを話した。
亮助「師匠に聞いてみるか」
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