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目を開けると白い天井。 フカフカのベッドの上にいた。 横を見ると、心配そうな顔をしてるマサル君と、無表情のウララちゃんがいた。 「大丈夫か?」 「うん…。 何で僕、保健室にいるの?」 「お前、気絶したろ? ウララちゃんがここまで運んでくれたんだ」 えっ? ウララちゃんが? 「ワタベは私の彼氏だからな。 当たり前だろう」 「…ワタナベだって…。 ていうか、よく僕を運べたね」 一応、僕は男だし…。 「私はロボットだからな」 …そうだった…。 この子、自称!ロボットだった…。
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