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「なんで、心の中を読むの?」
「それは私がロボットだからだ」
……ロ…ボ……?
「ロボットだ。
お前ロボットを知らないのか?」
「いや、知ってるよ!
でも、ロボットって……。
もしかして、テレパシーを送ってた博士に作ってもらったの…?」
僕は内心笑ってた。
まさかそんなこと…。
「そうだ。
よく分かったな!
お前もロボットなのか?」
逃げ出した。
気付いたら、ペダルを全力でこいでいた。
電波さんだ!
電波さんには関わらないほうがいいって、死んだばあちゃんが言ってた。
…言ってないか…。
でも、関わらないほうがいい気がする。
僕はその時、後ろを見れなかった。
なんか、見たらあの子が追っかけてきそうだったから。
怖いよ!おばあちゃ~~ん!
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