第一章

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第一章

ピピピピピピ…… 「…ん」 カチッ。 もう朝?全然寝れなかったじゃん。 『椎名-。早くご飯食べなさぁい』 「はあい。」 そうして私、田代椎名は目を半分閉じたままリビングへ向かった。 『あ、おはよう』 「ん、お父さんおはよう」 …ばちっ!! するとお父さんは私のおでこにデコピンをしていた 「いった。なにすんの」 『相変わらず無愛想だなあ、もうちょっとこう…やめてよ~みたいな感じにすれば…』 「しません」 ったく、朝っぱらからなにしてるんだか。 てゆうかお母さんすごく笑ってるし。 なにがツボだったんだろう。 とりあえずパンを食べる事だけに集中した。
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