第二章…地下牢

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ワタシは、街の外へと足を運んだ。 無人と化した街に、もう用は無かった。 街の入口に近付いた時… 『…視線?』 無人と化した街から視線を感じた。 バッ!と振り向くと、ワタシの真後ろに其れは居た。 『いつの間にっ!?』 一瞬の隙が仇となる。 其れは、ワタシの額に手をかざし こう言った。 「君が、力をコントロール出来る様になった時…」 力? 額に其れの手が触れる 「迎えに来るから…」 そう言い終えた次の瞬間、ワタシの目の前が霞み初め…意識が遠退いた。
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