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俺は風呂から上がり体を拭いて下着を履いてリビングに向かおうとしたら恵凪に呼び止められた。
「すみません、お背中を流そうと急いで入ったものであの下着と着替えを忘れてしまって・・・・あの・・・その・・・」
「それって俺が取りに行っていい物なのか?」
「うう~」
困った顔をした恵凪は、とても可愛いかった。
「わかった。咲に言ってくるよ」
「ありがとうございます」
俺は咲がいるリビングに向かった。
今度はお笑い番組か
しかし咲は笑ってない。
「咲、恵凪が下着と着替えを持って来て欲しいんだってさ」
《なぜ私に?》
「いや、だって下着だぜ?俺に見られたくないだろ」
《でも夫婦なんでしょ?》
「ま、まあ」
《ならいいんじゃない?どうせ夜見ると――》
俺はその紙を奪い捨てた。
「なんてこと書いてんだ、いきなりだからびっくりしたわ」
《今どきの女の子は、こんな話ばっかよ》
「そうなのか?」
《そう》
「わ、わかった。じゃあどこに何があるか教えてくれ」
《いいよ\(^O^)/》
何こいつ喜んでんだ?
俺と咲は恵凪の部屋に入った。
さすがに荷物は今日届いたばかりなので段ボールだらけだ。
すると咲が《ここ》と書いたメモを置いた。
「何が入ってるんだ?」
《着替え》
俺はその段ボールを開けた。
中に入っていたのは下着だった。
「違うじゃねえか!」
《ごめん、間違えた》と書いて😜ってやった。しかし😜の顔が可愛いかったから許す。
俺は下着取り出そうとした。そう取り出そうとしたのだ。決して取り出した訳ではない。むしろ取り出す勇気がわかなった。
《早く取り出さないと湯冷めしちゃうよ》
そのメモを見せられたので俺は覚悟を決めた。一つ取り出す勇気!
俺は一つ取り出そうとした瞬間
ピンピロリーン~🎵
咲が携帯のカメラで俺が下着を取り出した写メを撮られた。
図りやがった。
咲はその写メをみして保存した。
《この写メをばらまかれたく無かったら一つ言うことを聞きなさい》
「・・・流せば」
《( ̄□ ̄;)!!》
「その代わりお前のピ―――をピ――してピ――――するからな」
さすがの咲も顔が赤かった。
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